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和歌山市立の全小学校にペン入力式携帯コンピュータ(タブレットPC)が9月、配備された。同市とマイクロソフトの連携事業で、ペン入力できるパソコンを教育現場で活用する。同市教委は「鉛筆やノートを使った従来型のアナログ学習がメーンだが、タブレットPCでは基礎学習となる漢字や計算の反復練習、ノートをいかに分かりやすく書くかなど勉強のサポートとして活用していきたい」と話している。ノート型のタブレットPCは、画面に表示されたノートに専用ペンで書き込める“デジタルノート”。パソコンの入れ替え時期に合わせ、従来型のパソコンではなく、タブレットPCを計1300台、市立小学校全52校へ導入した。今後、教員対象にパソコンの活用法を学習できるオンライン研修と合わせ、マイクロソフトと2年間共同研究を進めていく。 同社は昨年(2006年)からパソコンを教育現場に生かす研究を進めており、全国で4小中高校が実践している。今回の連携に、同社の大井川和彦常務は「これだけの台数をとりいれて試みるのは例がない。学校単位でなく自治体で行うのは全国初」と話す。 研究協力校として有功東、雑賀、四箇郷の3校を指定し重点配備。漢字学習では、「はね」や「はらい」などコンピュータがチェックし、突き抜けていたり筆順が違うなどの誤りがあれば再度練習できる。 有功東小で既に週5時間ほど利用している成瀬雅海教諭は「早く問題を解いてしまった子が、すぐに別の学習に取り組める。普段使っているノートに近い感覚で使える」。岡本あやのさん(5年)は「間違って覚えていた書き順が分かった。まだ慣れていないけど、きれいに書く練習になっている」と声を弾ませる。 小松龍三校長は「休憩時間に子ども同士教え合うなど学校生活にパソコンが浸透している。ペン入力なので低学年から抵抗なく利用できている」と喜んでいる。 写真=画面が180度回転するので書きやすい |
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