|
|
||||
|
||||
貧富の差が激しいタイで苦しむ子どもたちを支援しようと、同国のプロフットサルチームに所属する中尾隼土選手が12月30日、和歌山市湊の西浜ハットトリックでチャリティフットサルイベントを開いた。海南市出身の中尾選手は、2006年末にタイへ渡り、強豪チームキャットテレコムでプレーしている。現地で生活する中、エイズや熱帯特有の病気で親を亡くし孤児院で生活する子や、学校に行けず深夜まで働く子を目の当たりにし、「フットサルを通じて何かできないか」と、今回のチャリティイベントを企画。使わなくなったスポーツウエアなどの寄付を参加者に呼びかけた。 イベントは小学生向けのフットサル教室と一般向けの大会があり、合わせて約200人が参加した。教室ではまず中尾選手が40人の子どもを前に、「タイにはみんなと同じぐらいの歳の子で、学校に行ったり、サッカーをしたりできない人がたくさんいます」と現地の状況を説明。この後、技術指導に入り、フットサル特有の足の裏を使ったドリブルやトラップなど手本を示しながら、「ゆっくりでいいから正確に」「リズム良く」とアドバイスを贈った。 小学6年の河本笙汰君と惣木勇偉君は「中尾さんに聞くまで、タイのことは全然知らなかった。今日持ってきたサッカー用の服は、サッカーが好きな子どもたちに使ってほしい」と話していた。 集まった寄付は服が約800着、ズボン約100着、スパイク約10足、タオルや帽子などの小物約50点。今後、中尾選手自身がタイの孤児院などを回って手渡す計画だ。中尾選手は「趣旨を理解した多くの人に参加してもらいうれしい。タイで配る際には参加者の写真も一緒に見せて、和歌山のみなさんの気持ちを伝えたい」と喜んでいた。 写真=子どもたちにプロの技を披露する中尾選手(右) |
||||
|
|