外国人対象に防災講座
まさかの時の被害軽減に

         
 地震や津波、火事など災害が発生したとき、和歌山に住む外国人が安全に避難できるよう、和歌山市が2月3日(日)午後1時半から、同市八番丁の消防庁舎内防災学習センターで「在住外国人のための防災講座」を開催する。
 日本語が不自由なためテレビやラジオの避難勧告を理解できなかったり、避難場所が分からないことで被害が大きくなるのを防ぐのが目的。まず、「和歌山市の災害について」と題し、地震や津波の被害予測を説明、続いて、火事で煙が充満する中での避難や、消火、さらに、起震車で地震の揺れを疑似体験する。
 市は昨年(2007年)初めて、外国人向けの防災講座を実施した。まず、7月に和歌山大学の国際交流会館に住む留学生を対象に出張講座を開催。消火器や、各部屋のベランダにある避難はしごの使い方を指導し、ビデオで地震が起きたときの被害予測を見せた。
 講座を受けた中国からの留学生たちは、「南海地震が来る可能性があることは知っていましたが、被害がこんなに大きくなると分かりビックリしました」「日本で初めて地震を体験しましたが、地震のパンフレットをもらっていたので、高いところにモノを置かないようにしています」と話していた。
 市は11月にもタイ出身の和歌山在住者に対し防災講座を行っており、今回が3回目。ただし、一般公募での開催は初めてで、市国際交流課は「和歌山に住む外国人であれば、誰でも参加できます。説明は日本語ですが、申し込み者が日本語をほとんど理解できない場合は可能な限り対応しますので、命を守るためにもぜひ参加を」と呼びかけている。
 希望者は1月25日までに同課(073・435・1010)。

写真=災害に備え消火器の使用法などを学んだ