災害時 上空から情報提供
和歌山放送と赤十字飛行隊連携

         
 和歌山放送は1月17日、赤十字飛行隊和歌山支隊と、大災害発生時における上空からの情報提供についての協定を結んだ。大災害発生時にラジオ放送で素早く正確な情報を提供するのを目的に、同隊のヘリコプターから災害発生時の早期状況を受け取り、ラジオで即座に伝える。
 赤十字飛行隊は日本赤十字社が行う災害救援などに、小型航空機を使用して無償で協力し活動している。和歌山支隊は1993年に結成され、近畿から四国、中部地方にかけて活動する。隊員は10人で、うち5人が操縦免許を所有している。阪神淡路大震災や新潟県中越地震の発生時にも出動し、医薬品、物資の搬送、救護活動を行った。 
 阪神淡路大震災から13年となったこの日、調印式は同局で行われ、赤十字飛行隊和歌山支隊の田井秀治隊長と同局の中島耕治社長が協定書に署名した。
 田井隊長は「県民の皆さんに素早く正確な情報を伝え、救助活動や生活復旧に役立ててもらえれば」と力強く話した。一方、中島社長は「情報は水や電気と同じく重要なライフライン。このような形で連携できることを大変心強く思っている」と述べた。
 今後、地震などの大災害発生時直後に、同隊が上空から津波や道路状況、また人が多く避難している場所などを無線で連絡し、同局がラジオ放送で流す。

写真=固く握手を交わす田井隊長()と中島社長