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| 和歌山県は「紀州材生産販売プラン」を策定し、低迷している紀州林業の復活を目指す。低コスト林業を推進し、販路を拡大するもので5年後には6万立方メートルの増産を見込んでいる。 和歌山の地場産業の林業、木材産業は、輸入材の増加や需要構造の変化により低迷。戦後、ピーク時には55万立方メートルの生産だったが、減少し、現在は17万立方メートルと落ち込んでいる。しかし、近年、輸入製品の価格が上がっており、国産材の需要が高くなっていることを受け、プラン策定に乗りだした。 プランでは、森林の団地化を図り、作業道の整備を支援するなど作業の効率化をサポート。木材の運搬や搬出で、高性能林業機械の導入を進め、生産効率を1日2立方メートルから3・5立方メートルへと底上げを図り、全体で6万立方メートルを増産。品質により選別し、良いものは一般製材用として、やや劣るものは、パルプ・チップ用などとして県外合板工場に販売する。 また、流通面では「せり売り」によらない新たな販売方法を取りいれ、コストを縮減。さらに消費者が求める形状材質に対応できる加工分業の体制などを整備するほか、東京や大阪で販路拡大を実施。首都圏での紀州材展や商談会の開催、また、紀州材を使った施設整備の支援に乗り出す。 プランは今後5年間の計画で、これにより木材生産額を40億円と、2005年から6億円増、木材生産出荷額を142億円と、同年から18億円を増やす計画。林業従事者の年間所得の25万円アップを見込んでいる。 |
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