制服警察官コンビニOK
犯罪抑止に期待

            
 和歌山県警は、制服で勤務中の警察官が、コンビニエンスストアで買い物することを2月1日から認めた。これまでは自粛していたが、頻発するコンビニでの犯罪に抑止効果があることから容認に至った。3月末まで、和歌山市内の西、東、北署で、所属する約250人を対象に試験的に行う。
 これまでも制服を着たままの買い物を禁止する規則はなかったが、市民から「勤務中にさぼっているのか」「不謹慎だ」との声があったため、勤務中に買い物をする場合は、私服に着替えたり、上着を羽織るなどしてきた。
 しかし、コンビニで発生する犯罪が多発。県内のコンビニにおける犯罪件数は、2007年に万引き74件、乗り物盗46件、暴行・傷害18件など計228件。店側からも「警察官に立ち寄ってもらいたい」との要望があり、警戒を強化するためにも、制服警察官が弁当や飲み物などの食料品や文房具を購入することを認めた。
 同様の試みは10都道県以上ですでに行われており、近畿では兵庫に続き2例目。今回は、管内118カ所のコンビニが対象となる。
 県警地域指導課は「制服の警察官が抑止力となり、立ち寄ることで犯罪が減少すれば」と話している。
 試験期間に効果がみられれば、4月から県内全域で実施する予定。