港を地域の交流拠点に
行政や大学生が意見交換

            
 港を中心に地域活性化を考える「和歌山みなとまちづくりワークショップ」が1月30日、和歌山市内で開かれ、NPOや行政、和大生ら12人が参加した。コーディネーターを務める和大経済学部の川端保至教授は「活性化には住民意識が大切。活発に意見交換し、港を盛り上げていきたい」と話していた。
 和歌山下津港を地域の交流拠点にし、観光振興につなげようと国土交通省和歌山港湾事務所が企画。行政や商工会議所のほか、和歌山観光医療産業創造ネットワークや和大経済学部観光学科の学生が、他港や内陸部との連携について話し合い、今後の港づくりに活用する。
 ワークショップではまず、港周辺の観光資源や国内クルーズの動向を同事務所が報告。和大生は事前に調査した港周辺の観光スポットを紹介し、デートスポットとして港周辺のライトアップや花火を見ながらのクルージング、友ヶ島でサバイバルツアーなど若者らしい企画を提案した。この後、参加者は「和歌浦を中心に万葉や和歌を一つの目玉にしてはどうか」「一過性のイベントでなく、継続的に体感できるものが必要」など意見を交換した。
 同事務所の斉藤輝夫所長は「物流だけでなく、ハーバーランドが港に整備されるなど、人が海に近づける施設が増えている。世界遺産や美しい景観がある和歌山の魅力を生かしていきたい」と話していた。

写真=地元関係者や大学生が話し合った