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| 和歌山市で初めてのコミュニティFM「エフエムワカヤマ」が4月1日、開局する。多彩な音楽を放送し、和歌山市内の地域情報をすくい上げ、「市民のパイプ役」を目指すFM放送局。現在、開局に向けた準備に追われており、同局の山口昭昌理事長は「コミュニティづくりに貢献する和歌山に欠かせない放送局を目指したい」と話している。 | ||||
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| ◇音楽中心に地域情報発信 | ||||
コミュニティFMは、1992年に制度化された超短波放送。当初は、市町村単位に一局とするなど規制があったが、阪神大震災以後、規制が緩和され、現在、全国に210局と増えている。和歌山には白浜に南紀白浜コミュニティ放送、湯浅にエフエムマザーシップがあるが、和歌山市は県庁所在地として全国で唯一コミュニティFMがない空白区だった。 「より地域に密着したコミュニティ情報を発信したい」との思いで山口理事長がFM局開設に乗りだしたのが2006年。山口理事長はテレビ局勤務をへて音声案内装置をてがける日本メディテックスを経営してきた。放送の技術的なノウハウや一部機材があるのを生かし、有志と準備を進め、同年11月にNPO法人「エフエム和歌山」を設立。開局に向け準備を進め、昨年(2007年)12月に総務省から許可を得た。 スタジオは和歌山市塩屋で、周波数は「87・7メガヘルツ」。放送アンテナはダイワロイネットホテル和歌山に設置する。エリアは和歌山市の大半と岩出市の一部で、放送は24時間。3月中旬から試験電波を発信し、4月1日から放送を始める。 内容は、音楽と地域情報の両輪。音楽は団塊の世代に向けた60年から70年代の音楽を中心にする考えで、山口理事長は「BGMとしてお店で流せる内容にしたい。イントロに話をかぶせたり、途中でフェイドアウトしたりせず、しっかり曲を届けたい」。また、同局には録音スタジオもあり、「地元のストリートミュージシャンやアマチュアの人々に積極的に使ってもらい、音楽愛好家の活動の幅が広がれば」と望んでいる。 地域情報の発信にも前向きだ。各小学校区に地域の情報を発信するボランティア特派員を登録してもらい、メールやFAXできめ細かい情報を吸い上げる。「本当に身近で地域に密着した情報を届けたい」とし、将来的には防災情報の発信もめざしている。 現在は放送機器の設置やパーソナリティ養成を進めている段階。パーソナリティの養成講座を担当する声優の福山ひでみさんは「技術的なことより、むしろパーソナリティ同士が仲良くなり、ファミリーな雰囲気が聞く人に伝わり、エフエムワカヤマに親近感を抱いてもらいたい」と話す。 また、放送アンテナを設置するダイワロイネットホテルの細見恭司総支配人は「放送開始の4月1日にはセレモニーや式典も計画している。県庁所在地でFM局がないのは和歌山市だけとの状況で頑張る姿勢をバックアップしたい」と支援する。「モンティグレ3周年と合わせエフエムワカヤマとコラボレーションを考えている。和歌山はカラオケが盛んなので、大会を開き入賞者の歌をラジオで流すなどユニークなことをしたい。将来的には市民に貢献できるラジオ局になって欲しい」と期待する。 山口理事長は「一緒につくって行きたい人にはどんどん参加して欲しい。市民と一緒に作り、エフエムワカヤマが生活の一部になれるように頑張りたい」と抱負を話している。 写真=パーソナリティ養成講座。開局に備えて技術的な指導を受けている ◇ ◇ 現在、番組のパーソナリティ、制作スタッフ、放送するCDやレコード、テープを募っている。問い合わせはエフエムワカヤマ(073・444・4803)。 |
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