一足先に春の訪れ
ナザレ幼稚園児もにっこり 赤やピンクのチューリップ満開

            
 寒空の下、チューリップが満開---。ナザレ幼稚園(和歌山市堀止西)の花壇にチューリップが花を咲かせ、道行く人の目を楽しませている(写真)。昨年(2007年)11月に園児と保護者、オープンガーデンわかやまのスタッフが共同で植えたもので、同園は「いつも春休み中に咲いていたので、この寒い時期にこんなにたくさん咲いてくれて、子どもたちだけでなく保護者も喜んでいます」と話している。
 ガーデニングを楽しむ個人の庭を公開し、花づくりを通して交流を広げるオープンガーデンわかやま。庭の公開のほか、小学生から大学生までを対象にミニチュアガーデン教室などを開いてきた。昨年11月には「幼稚園の子どもにも花にふれてもらおう」(折田節文代表)と、同園道路沿いの花壇(10メートル×1メートル)に、オランダから輸入した特殊な早咲きチューリップ500球を植えた。
 年明け早々の1月に早速、初めの花が咲き、赤やピンクの花が次々とつぼみを開かせた。中には、成長の様子を携帯電話のカメラで撮影し、「チューリップ通信」と題してメールを送り合う保護者も。園児や保護者、近隣住民も美しく咲いた花を笑顔で見守っており、「花を通して命の大切さや自然をいたわる気持ちを学べています」と同園。
 折田さんは「花を見て心の優しさや、人の痛みを感じられる大人に成長してほしい。道沿いに植えたので多くの人に楽しんでもらいたい」と喜んでいる。花は3月上旬まで見ごろ。