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約140年ぶりに西の丸で能を--。和歌の浦万葉薪能の会は5月24日(土)午後5時から、和歌山城西の丸広場で城フェスタ能を開く。紀州藩は能の5流の一つ「喜多流」を手厚く保護したほか、能方と言われる役職を設け、藩主も稽古に励んだと言われる。当時、舞台は西の丸に設けられ、二の丸から御橋廊下を渡って藩主が演舞、鑑賞していたという。明治維新を機に舞台が取り壊されて以降、砂の丸や二の丸で能が開かれることはあったが、元あった場所で行われるのは約140年ぶりとなる。 当日は、これまで同会が和歌の浦で行ってきた公演から、好評だった作品を披露。狂言「棒しばり」では大蔵流の狂言師、善竹忠重さんが次郎冠者を務める。また、能「船弁慶」は能楽師の分林道隆さんが義経を、和歌山出身の小林慶三さんが静を演じる。 同会は「新緑が映える和歌山城を背景に、紀州徳川家縁の地で能を堪能し、歴史を感じてもらえれば」と話している。 3000円、学生1000円、当日は各500円増。宮井平安堂、県民文化会館ほかで取り扱い。問い合わせは木村屋(073・444・0155)。 写真=「船弁慶」などを披露 |
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