お城の動物園 市民が案内
ガイド養成講座スタート

            
 和歌山公園動物園の活性化をめざすわかやまフレンズ(ZOO)パークプロジェクトの「お城の動物園“”動物ガイド養成講座”」が7月26日にスタートした。9月まで5回シリーズで開き、ガイドを育てるもので、15人が動物への理解を深めた。
 わかやまNPOセンターが実施する同事業。「お城の動物園応援隊」として写生会や清掃、動物の愛称公募を行い、活性化に取り組んでいる。講座は動物の生態を分かりやすく説明する市民ガイドを養成しようと企画した。
 この日は元多摩動物公園動物解説員の松本朱実さんが指導した。参加者は室内で動物園の役割や動物の特徴を聞いた後、手や耳、尾を隠したリスザルの絵を見て、暮らす環境や生態からどのような特徴が見られるか考えた。続いて動物園で実際のリスザルを観察しながら解説を聞き、絵を描き加え、動物の特徴のとらえ方を学んだ。
 和歌山市の三浦佳穂さん(小5)は「動物をもっと知ろうと参加しました。掃除のボランティアや写生会にも参加し、いろいろな動物がいるとわかりました」とにっこり。母の寿子さんは「子どもが行きたいと言うので、一緒に楽しもうと参加しました。動物園を知る良い機会になりました」と喜んでいた。
 松本さんは「ただ動物を見て楽しむのでなく、多くの人に観察してもらいたい。同じ生き物として命を感じてもらえるはず。市民ガイドは日本でも珍しい取り組みで、人と動物のかかわり方や共生を学べる園にしたい」と話していた。

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 環境学習プログラム「動物たちの食べ物・食べ方・ウンチをしらべよう」を8月26日(火)午前9時半から、同園で開く。飼育係のえさやりを見学し、食べ方や体つきを観察。動物のウンチの形や色、においを調べる。えさの調理場の見学もある。無料。希望者は同プロジェクト(073・425・1113)。

写真=ガイドをめざし、詳しく動物を観察した