地域にもっと「ありがとう」
紀州よさこい8月16、17日盛大に

            
 「おどるんや〜第5回紀州よさこい祭り」が8月16日(土)、17日(日)、和歌山市内で開かれる。「5年後の和歌山は必ず変わる」を合い言葉に始まったよさこい祭りは今年で5年目。主催するNPO紀州お祭りプロジェクトは記念企画として、新たに「ありがとうのまち宣言」を掲げ、準備を進めている。同プロジェクトの西平都紀子会長は「祭りの開催だけでなく『和歌山を元気にしたい』との思いで続けてきた。次の5年後には必ず経済効果のある祭りをめざす」と意気込んでいる。
    
5周年記念 過去最大規模
    
 会社員や学生、主婦などが2003年に結成した同プロジェクト。市民手作りの祭りとして04年に第1回を開催し、7万5000人の観客を集めた。楽曲、振り付け、衣装など自由なよさこいは、幅広い世代に広がり、各地でチームが発足。昨年(2007年)は47チーム、2500人の踊り子が参加し、約20万人が訪れた。
 5年目の今年、京都や三重など県外からの7チームを含む過去最多の53チームが参加する。メーン会場となるけやき大通りの2日間開催は初の試みで、西汀丁交差点から公園前交差点まで360メートルを、39チームが音響と照明を備えたトラックを先頭にパレードする。このほか、JR和歌山駅前や高松、ぶらくり丁など2日間延べ九会場で演舞を見せる。
 今回は5周年記念として様々な取り組みを進めてきた。よさこいを普及させる踊り「和歌山どんどん」は実行委の和大生が市内15の小学校、幼稚園で約1000人の子どもを対象に踊りを指導。受講した子どもたちは学校や地域の垣根を越え、16日午後7時45分からけやき大通りで一緒に踊る。
 また、今回打ち出した「ありがとうのまち宣言」にちなみ、「ありがとうメッセージ」を企画した。市内の公立全小学校3、4年生を対象にハガキを配布し、ありがとうを伝えたい人に感謝の気持ちをつづってもらった。既に1500通以上の心のこもった手紙が同プロジェクトに届けられており、来年3月9日(サンキューの日)に発送する計画だ。祭り当日は、ガイドブックに付いているハガキで来場者にメッセージをつづってもらい、和歌山城西の丸の特製ポストに投函することでありがとうの輪を広げる。5周年企画実行委員長の内田嘉高さんは「人の気持ちに元気が感じられるように、まちのみんなでありがとうを共有したい」と思いを込める。
 西の丸広場では「わかやままるかじり〜子どもニコニコ広場」と題し、県の特産品を販売したり試食できるコーナーや子ども向けの縁日ブースを設ける。砂の丸広場は、地元の飲食店30店が模擬店を設置する。
 杉谷和昭実行委員長は「メーン会場の2日間開催で、例年の倍以上の規模になる。当日は来場者、踊り子、スタッフなど会場に集まったみんなで『ありがとう』を感じ合いたい」と話している。
 問い合わせは同プロジェクト(073・426・4424)。
 各演舞会場の開催時間は次の通り。
 【16日】JR和歌山駅前=午前10時〜正午▽PREGO(ぶらくり丁旧帝国座)=午後1時〜5時▽ぶらくり丁=5時〜7時40分▽けやき大通り=5時〜8時半▽和歌山城砂の丸=4時〜10時、【17日】高松=午前10時〜午後零時半▽モンティグレ=零時半〜4時半▽けやき大通り=5時〜8時半▽和歌山城砂の丸=3時〜10時。

写真=間近に見られるパレードは迫力満点