高典塾勢 3部門でV
全日本拳法学生選手権大会

            
 日本拳法協会主催「全日本拳法学生選手権大会」が7月27日に東京で開かれ、和歌山市西小二里のニッケンスクール高典塾所属選手が形競技3部門で優勝、1部門で準優勝を果たした。
 中学生女子を制したのは井上有紀選手(西和中2)。予選は緊張から礼の位置を間違え2位だったが、決勝は「いつもより大きな声を出そうと心掛けました」。気合いの入った形が評価され、逆転で優勝した。この大会は小学5年と6年の時に優勝しており、今回が3度目。来年(2009年)は「高校生も含め、全クラスの優勝者から1人だけが選ばれる最優秀賞をめざしたい」と目を輝かせる。
 有本光之介選手(雑賀小4)は小学3・4年男子優勝。日本拳法は昨年始めたばかりで、全国大会は初挑戦だった。持ち前の伸びのある、やわらかい動きの演技で、予選3位から逆転で1位に。「初の大会で優勝でき、自分がすごいと思いました。来年は5年になり、演じる形は変わりますが、また優勝したい」
 小学1・2年男子優勝は坂口宙武選手(三田小2)。道場のほか、同塾指導員の父、武さんに家で指導を受けた通り、声を出し、視線を真っ直ぐ前に向けることを心掛けた演技が評価された。「優勝してうれしかった。来年も勝ちたい」ときっぱり。
 桜井康貴選手(雑賀小6)は小学5・6年男子で準優勝した。4年は5位、5年は4位と毎年着実に順位を上げており、「来年は優勝を目標に頑張ります」。
 4人とも大会の3カ月前から通常の練習に加え、週1回の強化練習に参加。昨年の全日本形選手権2位の五島治郎コーチや、小中高校時代に全国大会九連覇を果たした浦口佳菜コーチから技や心構えを学んできた。浦口高典塾長は「選手たちが真面目に練習した結果が出た。中学、高校に進んでも人間形成の道として日本拳法を続けてほしい」と話していた。

写真=前列左から有本選手、坂口選手、桜井選手、井上選手。後列は浦口塾長