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現在、パラグアイの首都アスンシオンから南東に250キロに位置するカアサパ県サンファンネポムセノ市に住んでいます。田舎の中心市で、商店が立ち並び、周辺集落から人々が集まるため活気があります。私が働いているサンファンネポムセノ地区病院は、一般外来診療、産科や歯科診療や15床の入院施設があり、乳幼児や妊婦健診、予防接種、家庭訪問などの地域保健活動を行っています。ここで保健師として疾病の予防教育や保健医療サービスの向上に取り組んでいます。 日本とパラグアイの生活習慣や文化、社会制度の違いから当初、困惑することがたくさんありました。パラグアイでは行政の予算運営がうまく行われておらず、当病院の予算はほとんどありません。地域に出て、家庭訪問や健康教育をしたくても、教材が買えず、移動は徒歩に限られて、思うとおりの活動ができないことに悶々としました。 しかし、2年間という限られた任期で、その場だけの援助にならず、任地の人たちが引き続いて、自分達でよりよくしていけるように、できるだけ現地の物や方法を使ってできることを見つけていきました。 まずは、同僚達と一緒に活動することで、任地の人々がどのように働いているのかを知っていきました。例えば、小学校で健康教育をする際、日本で働いていたときは事前に計画を立てて、学校との調整を済ませますが、ここでは突然行っても受け入れてくれます。逆に調整をしていても、予定を忘れられてしまうこともあります。これは、自分が計画を立てて行動する習慣に慣れていて、相手にはその習慣がないからだといえます。大らかな性格の人が多く、予定通りでなくてもそのまま受け入れてくれるのです。 そういった考え方や習慣の違いを理解して、尊重するところから活動は始まりました。そして、パラグアイの社会や人を理解しようとすることで、逆に、日本の社会や自分の傾向を知りました。 写真=予防接種のため家庭訪問 (第2、4水曜掲載) |
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