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吸い込まれそうな瞳が印象的だ。今年(2008年)4月、和歌山市の観光キャンペーンスタッフ「アゼリア」に選ばれ、初の平成生まれとして着任した。「“平成生まれ”には新鮮さを求められている気がする。だから今までにない角度や目線で、新しいものを見つけていければ」和歌山県内外の幅広い世代にはもちろん、特に地元に住む都会志向の同世代に「私が感じた“和歌山市”に共感して、愛着を持ってほしい」と意気込む。 普段は大学の薬学部で学ぶ女子大生。同市の家から片道2時間かけて通う。「時間はかかるけど毎日帰って来るとほっとする」。家までの帰り道が1日で最も落ち着く時間だ。 入学当初、「他府県の友人に『和歌山出身』って話すと、場所がわからなかったり、白浜のイメージしかなかったり。和歌山市にも海も山も味わえるいいところがたくさんあるのに…」。寂しい気持ちになった。 そんな時、母からアゼリアの話を聞いた。最初は怖さもあったが、母と姉の「ダメでも一緒に笑ってあげる」との言葉に思い切って応募した。 番所庭園や養翠園にはアゼリアの研修で初めて訪れた。「こんなに素敵な所があるなんて知らなかった。知れば知るほど和歌山市が好きになり、友人や身近な人から魅力を伝えていきたいと強く思うようになりました」。一方、よく遊んだ近所の公園や、今も散歩する遊歩道も大切な思い出がつまっている。 任期の1年間で周囲への気配りや言葉遣いを学び、視野を広げて自身を磨きたいと語る。 「ここは人のつながりが強く、安心できる場所」と微笑む。カメラを向けると照れながらも、大人の女性へステップアップしていくはにかんだ笑顔が、ファインダーの向こうにまぶしい。 □ □ 和歌山で輝き始めた平成生まれの“キラ星”たちを水曜号1面で紹介します。 |
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