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「しゃべりだけで人を笑わせるってすごいことやなあ」と昨年(2007年)の文化祭で初めて漫才を披露した。1回きりのつもりだったが、「あんなにたくさんの人に笑ってもらったことがなかった」と魅力にとりつかれた。コンビ名は「僕、コーラがめっちゃ好きなんで」(山本さん)と「ソーダコーラ」に。舞台ではボケ担当の落合さんが「早田颯太(そうだそうた)」、ツッコミの山本さんが「小浦幸太(こうらこうた)」を名乗る。 ネタの台本は山本さんが書くが、大半は落合さんによってボツに。シビアな相方にも「そんな考えかたもあるんやって驚くことも多い」と山本さん。一方、「舞台でも緊張せず、冷静なツッコミが心強い」と落合さん。活動とともに互いの信頼を深めてきた。 ぶらくり丁のレモネードカフェで、飛び入りライブに何度も参加。4月には、和歌山を笑いで元気にと立ち上げた「のりちゃんファミリー」の一員に。学校の休憩時間や、ライブ前には朝から晩まで練習に打ち込む。 10月4日(土)午後7時から、ぶらくり丁のインターラーケンで行われる「のりちゃんファミリー」の公演を高校生活最後のステージに、しばらくは受験勉強に励む。「晴れて大学生になったら、ネタを増やしてライブもたくさんやりたい」と意気込む。その舞台はまずは和歌山でと決めている。「自信を持って外に出るために、地元で認めてもらえる実力をつけたい」。さらに、生まれ育った街を盛り上げたい気持ちも強い。 笑いには力がある。「笑顔は幸せの象徴。だからそれを作りだせれば」と話した後、ちゃかし合う2人。時折、笑って冗談を言いながらも、夢を語る瞳の奥は真剣そのものだ。笑いに対するまっすぐさが、笑顔の輪を着実に広げていく。 写真=落合さん(左)と山本さん □ □ 和歌山で輝き始めた平成生まれの“キラ星”たちを水曜号1面で紹介します。 |
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