平成諸君!
磯ノ浦から世界めざす
実力派の中学生サーファー
寺島真央さん(14)
            
 21歳以下のサーファーを対象にしたWQS世界ランキングで23位。近年、全国大会で頭角をあらわし、次世代を担うスーパーキッズ・サーファーの一人に数えられている。
 父、克也さんに連れられ、8歳の夏に磯ノ浦で初めてサーフィンをした。「最初はボードに立てず、怖かった」。父のコーチで約1カ月、やっとサーフボードに立てた時は「とても気持ちよく、自然と笑顔が浮かんだ。次に挑戦したくなった」。
 それからは放課後、家に帰り、父か母がいれば、必ず海へ一緒に行った。いい乗り方ができたら岸から、両手で○のサインを送ってもらい、数をこなした。乗り方を身体で覚えた。
 昨年(2007年)は「第15回ジュニアオープン選手権」3位。今年は「磯ノ浦キッズコンテスト」で優勝し、千葉で開かれた「オークリープロジュニア」の16歳以下カデットクラスでも3位に。着実に結果を重ねている。
 サーフィンの魅力は「同じ波はひとつもありません。その一つひとつの波に合わせ乗るのが面白い。最近は自分に合う波が分かってきました」と語る。
 順調な時ばかりではない。「時々、壁があります。そんな時は海から離れ、サーフィンのDVDをみて気持ちを高めチャレンジする。それで新しい技ができることがあります」
 目下の目標は11月に伊豆で開かれる「ISAワールドジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ代表選考会」の突破。16歳以下で初の世界大会出場にかける。「調子のいい悪いがでないよう練習でも常に一番のライディングができるよう集中します」と気を引き締める。
 将来の夢は、まだ日本人が果たしていないWTC選手権出場だ。「日本人にとって遠い夢の大会。出たいですね」。視線はまっすぐ世界にある。

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和歌山で輝き始めた平成生まれの“キラ星”たちを水曜号1面で紹介します。