たま駅長もお気に入り?
和歌山県産間伐材でベンチ製作
エム工房 貴志川線8駅に寄贈

            
 土木、建築の製品開発や設計を行うエム工房(紀の川市貴志川町前田)が、和歌山電鐵貴志川線の8駅に和歌山県産間伐材を使用した「アールベンチ」を寄贈した。道上宏代表は「貴志川線を利用する人に、ゆっくりとくつろいでもらえれば」と話している。
 アールベンチは、同工房が1年近くかけて開発した長さ1・5メートルの3人掛けのベンチで、座り心地が良いように座板に丸みを持たせているのが特徴。間伐推進中央協議会が開く今年度の「間伐・間伐材利用コンクール『暮らしに役立つ間伐材利用』部門」で全国木材組合連合会会長賞を受賞した。今回、地域と貴志川線の活性化を応援しようと、44の企業や団体の出資を受け、14台を寄贈した。
 貴志駅では2008年10月6日、ホームに一台と駅舎内に2台が設置され、猫のたまスーパー駅長と飼い主の小山利子さんが“初座り”。小山さんに抱かれたたま駅長がベンチに座る(写真)と、居合わせた利用者に笑顔があふれた。
 奈良からたま駅長に会いに来た24歳女性は「このベンチは木のあったかい感じがして、なめらかで座りやすい」と話していた。