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小学3年からレーシングカートを始め、今年(2008年)10月に初の全国大会に出場。関西の強者が集まる堺カートランドの「大阪シリーズ」で年間チャンピオンに輝き、全国のトップが見えてきた。カートを始めたのは父の泰彦さん(48)の影響だ。泰彦さんは若いころバイクレースに出場し、F1レースの審査経験もある。小さい時、田辺市のカートランドへ連れられ、そこで初めて乗り、スピードにみせられた。「また乗りたい」と繰り返すうち、大人のカートを抜く腕前に。岩出市のMテックスポーツに所属し、6年の時には、紀の国カートランドの100CCクラスで優勝した。 中学生になり、関西でも最大級の堺カートランドに拠点を移した。最も速い人が集まるヤマハSSエキスパートクラスまでランクを上げたが、その後、スランプに陥った。「人を抜くのが気持ちいい」と思っていたが、経験豊富な大人相手にレースにならず、苦しんだ。 状況が変わったのは高校生になり、カートのセッティングを自分で考え始めてからだ。後輪のタイヤの幅、空気圧、車体の動き。天候やコースを自分で読み、エンジニアの父に伝える。昨年は同クラスの大会で2位、3位と結果が出始めた。 今年10月に滋賀で開かれたトヨタSLカートミーティングに出場し、初の全国舞台に挑戦した。28位に終わったが、決勝4位スタートと、一時は全国のトップが見えた。また、8戦を走り競う「大阪シリーズ」で年間チャンピオンに輝き、「充実している」と言う。 来年は大阪シリーズ連覇、鈴鹿のKT100Sオープンクラス選手権優勝とすでに照準を合わせる。「常にトップ争いを続けたい。いずれGT300でレースに出たい」とその向こうも決めている。 □ □ 和歌山で輝き始めた平成生まれの“キラ星”たちを水曜号1面で紹介します。 |
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