子ども政党 和歌山の未来提案
11月28日 和大附小生が立ち会い演説会

            
 和歌山大学附属小学校(和歌山市吹上)の6年A組35人が11月28日(土)、自分たちが考えた「和歌山の未来」を広く市民に伝えようと、同市本町の京橋で立ち会い演説会を行う。担任の梶本久子教諭は「子どもだって和歌山の将来を考えていることを地域の人たちに知ってほしい」と話している。
 社会科の授業で政治を学ぶ際、梶本教諭が「政治や行政をより身近に感じてほしい」と考え、2学期から和歌山県職員を招いて県の財政や長期総合計画を学んだほか、県議会議場や国会議事堂を見学。自主的に県庁に電話をして訪問するなど調べ学習を進めてきた。さらに、「観光」「教育」「農林水産業」「健康」「安全」の5分野で政党(グループ)をつくり、和歌山の将来を各分野から考えた。
 11月5日の授業では画用紙でメガホンやたすきを作り、演説を練習したほか、模造紙に「森を増やすことで土砂災害を防ぎ、林業の振興も図ります」(安全第一党)、「若年者を雇用した企業に補助金を出し、若者をもっと増やしたい」(教育応援党)など自分たちが考えた“マニフェスト”を書いた。
 演説する教育応援党の南方宏紀くんは「和歌山が元気になるようみんなでアイデアを出し合いました。緊張して早口になってしまうので気をつけたい」、生産農水林党の吉田朱里さんは「調べていると、たくさんの人が和歌山の未来のために頑張っていると知りました。実現できそうなアイデアを考えました」と話していた。
 11月28日は和大生らが開くオープンカフェ「With」で実施。午後1時〜3時に子どもたちが登場し、立ち会い演説のほか、リコーダーの合奏や和歌山クイズ検定などを行う。カフェは午前11時から午後5時まで。

写真=演説会の練習に打ち込む児童たち

※ニュース和歌山2009年11月14日号記事