地元和歌浦歩いて学ぼう
星林高生が現地学習

            
 地元和歌浦の歴史を学び、ふるさとへの愛情を深めようと11月11日、星林高校(和歌山市西浜)国際交流科1年生約20人が現地学習を行った。元県立文書館長の立花秀浩さん、近畿大学文芸学部の村瀬憲夫教授、和歌山県文化財センターの鳴海祥博課長の“和歌浦のスペシャリスト3人”と散策した。
 散策は3班に分かれて実施。文学班は玉津島神社周辺の万葉歌碑の内容を、文化財班は天満宮や紀州東照宮で建造物や彫刻、美術についての知識を深めた。
 このうち、歴史班は紀州東照宮から和歌浦天満宮、不老橋の各スポットで立花さんが歴史を解説。天満宮では「もともとこちらは“天神さん”と呼ばれていた。天候をつかさどる神と考えられていたのです」と話し、天の神から学問の神である“天満宮”への変遷について説明した。
 熱心に耳を傾けていた橋本沙央梨さんは「今まで天満宮の場所さえ知らなかった。学問の神様がいる神社と聞いて驚きました」、小島雅子さんは「和歌浦のことを全然知らないので『知りたい』と思い歴史班に参加した。天満宮は初めて来たが、話を聞き、興味がわいてきました」と笑顔。
 立花さんは「地元を知れば歴史はおもしろくなる。歴史は年表ではなく、自分たちの生きている姿や先祖の姿をたどっていくこと。今後海外に行ってふるさとの話をするなどして役立ててほしい」と話していた。

写真=雨の中熱心に耳を傾けた

※ニュース和歌山2009年11月18日号掲載