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地域で働く大人をゲストに招き、進路学習に役立てようと和歌山高校(和歌山市新庄)は11月18日、わかやまNPOセンターの有井安仁事務局長を招き、1年I組で授業を行った。自己実現の方法や生き方、進路などを考える授業「産業社会と人間」の一環。クラスごとに毎年ゲストを招いており、今年は調理師や助産婦、保育士が授業を行った。I組は理容や福祉関係の進路を志望する生徒が多か ったため、高齢者や障害者を対象に訪問理美容を行い、まちづくり活動に取り組む有井さんを招いた。 有井さんはまず、訪問理美容を始めたきっかけとして、「ヘアサロンで働いていた時、足の不自由な高齢のお客さんを見て『おしゃれをしたいのに外出できない人がいるのではないか』と気付いた」と紹介。続いて、「将来和歌山に留まりたいか」との問いに生徒の約半数が「残らない」と答え、有井さんは「世の中のすき間にある課題を見続けてほしい。自分たちのまちは誰かが支えるのではなく、自分たちで支えていくことが大切。県外に進学しても和歌山に帰ってきてほしい」と話した。 松本晋さんは「初めは和歌山を離れたいと思っていましたが、県外でたくさん学んで戻ってきたいと思いました」、前川侑菜さんは「自分たちの住んでいるまちに、こんなにも頑張ってくれている人がいることがうれしかった」。担任の瀬岡美景教諭は「仕事がないと言われる和歌山で、課題を逆手にとって仕事につなげるのが新鮮でした。子どもたちも新しい視点をみつけることができたようです」と話していた。 写真=進路について質問を受ける有井さん(右) ※ニュース和歌山2009年11月25日号掲載 |
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