「雪の和歌山城」
小川英夫さん
和歌山市の冬。目覚めて雪化粧を見るのは、まれである。ここぞとばかり自転 車に画材を積んで和歌山城公園に向かう。幸い家から数分で二の丸庭園に着く。裏坂から本丸跡に登り大急ぎで描く。桜の季節には描き慣れた構図だが、雪のおかげで、すべてが新春に相応しく、すがすがしい。急がないと日が昇るに従って雪は、はかなく消えてしまう。雪国の人には想像もつかないであろう淡雪である。

「雑賀崎遠望」
中村恵伍さん
正月のさわやかな海と空を求め、昨 年1月2日に浜の宮の海岸から雑賀崎方面を描いた15枚のうちの1枚です。正月は静かで、空気が澄んでおり、空がきれいで、空の青が映る海も美しい。淡路島の島影がはっきり見えます。今年の新年も浜の宮に足を運ぼうと思います。

「灯台への道」
榎本敬子さん
先月半ば、雑賀崎灯台で描いていると、バイクに乗った若者が灯台からの景色を眺めに来ました。聞くと大阪から来たとのこと。帰り際、東照宮への道を聞かれました。この日は冬の空、特に雲がおもしろかった。私たちの身近には描くテーマがあふれています。

「初日の出・和歌の浦」
中尾安希さん
朝もやに包まれた浦に、大空の雲が赤く染まり始めます。新しい年への祈りを込めて日の出を待ちます。その瞬間を一気に描き上げるのです。雲も光も刻々と趣を変えていきます。
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