|
|
| ■かりん和歌山支部歌会・中谷澄子選
金色の夕日を纏い横たわる和泉山脈竜となりたり 高城 友加
仏手柑・椪柑・橙黄に照りて紀州の初春はほっこりと来る 辻岡 桃子
新春の百日行に集ひ誦す経朗朗とみ堂にひびく 的場雄次郎
|
| ■和歌山三幸川柳会・各自選
有為転変どうあろうとも福寿草 三宅 保州
あたらしい歩幅で虹を追いかける 木本 朱夏
初手帳夢いっぱいのスケジュール 古久保和子
|
| ■狩笹舟句会・笹尾茂葉選
のつけから大吉を引く初神籤 滝本 昭次
顔浮かぶお国訛の年賀状 小川 俊郎
我が道の一こまなるか夢始め 滝本 瓊子
|
| ■一葉句会・深津一葉選
あらたまの日を受く窓辺祝句を詠む 貴志 恭子
春著着て夫に点てたる茶の湯かな 藤井 佳子
久闊の友の賀状に思ひはせ 林 多恵子
|
■つどいの家わかば俳句会・各自選
初詣やっと手の届く鈴の緒に 中西よし美
健やかに八十路の夫は注連飾る 中井 富子
白衿の春著八十路もいきいきと 井上千代子
|
| ■せせらぎ俳句会・須田光成選
初夢や幸せ丸に子等と乗り 露口 淳子
結ばれし縁に感謝福寿草 三宅 栄子
娘らの振袖まぶし破魔矢かな 石垣 靖子
|
| ■高千穂俳句会・各自選
初詣今年は寅年あばれるぞ 原田 義男
初日いまビルの谷間を昇るなり 山本 吟子
お正月幾つになるも楽しきよ 西岡 豊子
|
| ■海南市住民センター俳句講座・塚月凡太選
湯上りの嬰を湯気ごと初秤 宇恵 孝子
年明くるお神酒の列に並びけり 石井久美子
鐘の音の余韻残して年新た 藤池 修次
|
| ■「鉾」和歌山本部句会・山口超心鬼選
海山の晴れわたりたる初電車 熊野 猶美
宇治橋の仮橋渡り初詣 小畑とし子
花火爆ぜ人工島の年明くる 山本 惠草
|
| ■紀の芽俳句会・塚月凡太選
樟の闇深々とあり初詣 木畑 きみ
難聴の母にもとどけ除夜の鐘 東崎 桂子
初稽古己に向けて気合ひ入れ 保田佐和子
|
| ■星雲俳句会・鳥井保和選
神泉に透く白鯉の淑気かな 中村 悌二
淨闇に神鼓一打や淑気満つ 中村 愛
加太の門の鯛を包丁始かな 橘 浩
|
| ■狩笹子句会・笹尾茂葉選
初場所や光る力士の肩の張り 新田 晋一
何願ふ幼手一途初詣 坂上美智子
初夢を語らず含み笑ひかな 松尾八重子
|
| ■萌木俳句会・上中光選
初御空煙まつすぐ溶鉱炉 津田 盛男
去年今年余生の一歩一歩かな 中川紀公子
喜寿を越え一日大事におらが春 野崎 蒼
|
| ■ぎんなん俳句会・桑島啓司選
年迎ふ貰ひし命かみしめて 中村実智子
迎春や天地の神に合掌す 圓生 智子
あらたまの年の中なる山河かな 福本まり子
|
| ■松江公民館俳句会・須田光成選
屠蘇を注ぐ息子に夫の陰だぶり 庭田ミノリ
手作りの門松飾り老夫婦 嶋田 洋子
還暦と米寿の親子屠蘇祝ふ 橘 いく代
|
|
※ニュース和歌山 2010年1月3日号記事
|
|
|