最強プレイヤーコンテスト アルト・サックス部門
中島朱葉さんグランプリに
若さをアピールし栄冠

              
 高校生によるジャズバンド「みさき&あきはバンド」で活躍する岩出市の中島朱葉さん(17)が昨年11月、リットーミュージックが開いている「最強プレイヤーズコンテスト2009」のアルト・サックス部門でグランプリを獲得した。30、40世代のベテランプレーヤーがひしめく中での栄冠に「思ってもいない結果。今のスタイルで続けていいと自信になりました」と話している。
 コンテストは、『ギターマガジン』『サックス・ブラスマガジン』など楽器別の音楽誌を出版しているリットーミュージックが2年に1回開催。サックスとブラス、キーボード、ドラムス、ベースの部門があり、テープ審査で予選を実施。通過したプレーヤーが11月7日に横浜市のパシフィコ横浜で最終審査に臨み、各部門でグランプリが選出された。
 中島さんは中学時代からジャスバンドを始め、現在は高校に通いながら、大阪の女子高生ドラマーの中道みさきさんと組む「みさき&あきはバンド」でライブ活動を展開している。コンテストには、偶然、音楽誌を目にした母に薦められ応募。これまであまりコンテストには参加したことはなかったが、「試してみようかなという軽い気持ちで申し込みました」。課題曲は『アイ・ガッタ・リズム』。テープ審査はカラオケに自らのパートを演奏し吹き込む形だった。「ライブで何度も演奏したことがあり、構えずいつもどおりに演奏しました」。最終審査の3人に残った知らせにも「若いから選ばれたのかな」と優勝は意識しなかった。
 最終審査では30代のいずれもベテランプレーヤー2人と競い合った。自ら教室を主宰している人もおり、その演奏の技術に緊張したが、「普段通り、元気よく若さをアピールしよう」と挑み、見事、グランプリを勝ち取った。
 「審査員の方から『若いのにジャズができている』と言われてうれしかった」と中島さん。「あまりフレーズを多く知らないので、勢いが評価されたのかもしれません。グランプリはやっぱりうれしかったです」と笑顔を見せる。来年は高校生活最後の年を迎え、「卒業するまでバンド中心に頑張りたい。もっと練習も重ねたい」と意気込みを新たにしている。

ニュース和歌山2010年1月9日号掲載