平成諸君!
パワーヒッターめざしたい
女子プロ野球リーグに参加
田中朋子さん(19)
            
 4月から開幕する日本女子プロ野球リーグに「京都アストドリームズ」の選手としてのぞむ。野球への夢にかけた挑戦で「めざすはレギュラー入り。野球をもっと学びたい」と意気込みは充分だ。
 原点は幼いころの父親とのキャッチボール。テレビでプロや高校野球を見始め、巨人軍のファンになった。友達ともよく草野球をして遊び、ボールを追う楽しさを満喫した。
 進んだ中学には野球部もソフトボール部もなく吹奏楽部に所属したが、高校は「ソフトボール部があるから」と県和歌山商業を選んだ。1年から活躍し、3年では4番でエースを務めた。「思い出は最後の総体予選。北高に惨敗しましたが、力を合わせ戦えた」。野球やソフトの魅力は「みんなでプレーできる所」と言う。
 卒業後、空港に就職し、「野球やりたいな」とチーム情報をインターネットで探していた際に女子プロ野球のトライアウトを知った。締め切り直前で迷ったあげく、先輩の「挑戦は決して損にならない」とのアドバイスに背中を押された。硬式の経験がない上、トライアウトは30人枠に129人が集まり、自信はなかったが、見事合格。チームから外野手でドラフト指名された。
 現在は、自主トレを重ね、時に母からもノックを受ける。左投げ、左打ちで、打撃が持ち味だ。「松井秀喜のようなパワーヒッターをめざしたい」。開幕が待ち遠しい。

ニュース和歌山2010年2月13日号掲載