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「紀美野町大角を花いっぱいの名所に」と、同町の柿農家、記田佳和さん(46)が中心となり、桜の植樹と整備を進めている。記田さんの所有する山をメーンに地元住民でつくる「大角桜の会」のメンバーが各自の所有地に苗木を植え、花があふれる地域をめざす。記田さんは「若者が都会に流出し地元を去る中、残った者たちで生まれ育ったまちを良くしたい」と意気込んでいる。2002年から記田さんが桜の苗を一人で植え始め、06年に活動を知った辻中浩幸さん(39)が呼びかけ、約20人で会を結成した。約66000平方メートルの広大な土地を「花いちばんKOIBITOひろば」と名付け、行政の協力を得てこれまで10種類以上の桜やハナモモ、ユキヤナギなど約2300本を植えた。山道の整備や苗木の手入れ、野生動物の対策も地道に行う。 大角には農家が多く、川や柿畑などのどかな風景が広がり、鳥の声も絶えない。広場は開放しておりだれでも楽しめる。「ホッとする田舎風景を見に来てもらいたい。和歌山市からでも近いですよ」。今は花見シーズンに向け、地元の農作物の販売所設置を進めている。今後はシーズン中の出店やライトアップ、高齢者や車いす用の歩道なども考えている。 会長の辻中さんは「若者にはぜひ彼岸に帰省した際、立ち寄って歩き、地元の盛り上がりを感じて欲しいですね」と話している。 詳細はホームページ(http://www9.plala.or.jp/hana1ban/)。問い合わせは記田さん(073・495・3956)。 写真=「ぜひお花見に」と記田さん(右)と辻中会長 ※ニュース和歌山2010年3月13日号掲載 |
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