市民農園で交流しませんか---。農業を通して生きがいづくりに取り組む顔晴る(がんばる)ヤングサークルは4月、和歌山市北野の休耕地に市民農園をオープンする。事務局長の中村十三さんは「一人でするよりみんなで野菜作りをした方が楽しい。自分で育てた野菜なので、安心しておいしく食べられる。生きがいづくりにもつながります」と話している。
市民農園を4月開設
同市のふるさとふれあい農業事業の一環で、休耕地の有効活用と生きがいづくり、雇用創出に役立てようと市と同会が企画した。
同会は2008年に同市小豆島に農園を開設し、みその商店街に販売所を設置。会員が育てた野菜を販売している。夫婦で野菜を育てる小川庄三さん、よしこさんは「試行錯誤の連続ですが、自分たちで育てた野菜の味は格別。野菜の種類も増えてきました」と魅力を語る。
新たに開設する農園は2年前まで水田に利用されていた休耕地。広さ約1100平方メートルを65区画に分け、通路を広く、高い台の上でプランターで育てるエリアも設け、しゃがむのが困難なシニア層や、障害者にも利用してもらえるよう配慮する。耕うん機や井戸など農作業に必要な物は貸し出す。
また、会員による育て方のアドバイスや利用者が一堂に集まる収穫祭、小学生を招いての体験会を計画。余剰分を同会が買い取り、みその商店街で販売し、同様の農園を市内数カ所に設ける計画だ。スタッフの松本博文さんは「楽しさも、しんどさも、おいしさも体験できて、苦手な野菜も克服でき、食育につながる。親子、夫婦、友だち同士で利用してもらい、土いじりを通じた交流の場になれば」と話している。
一区画15平方メートルで年間6000円。除草剤は禁止で、農薬や化学肥料はできるだけ使わないのが条件。希望者は同会(073・427・2200)。応募多数の場合抽選。
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