本紙公募童話入賞作
「トラのしま模様」朗読劇に
ハートフルエリカ 子どもに初披露

    
 ニュース和歌山主催の創作童話コンクール入賞作「トラのしま模様」を和歌山市の女性グループ「ハートフルエリカ」が朗読劇に仕上げ、7月30日に子どもたちの前で初めて披露した。
 「トラのしま模様」は本紙の2010年正月号企画「今年の干支トラが主役の創作童話コンクール」で優秀賞に輝いた川端久観さん(現在、吹上小6年)の作品。その昔、体に模様がなかったトラが、しまうまのようなしま模様がほしいとカブトムシに助けてもらいながら旅をする話だ。
 本紙に掲載したこの作品に目をつけたのがハートフルエリカ。詞の内容をかみしめながら唱歌や童謡を歌ったり、童話を朗読する活動を続けており、この作品も最初は読むだけだったが、豊かな発想力に魅力を感じたメンバーから「朗読劇にしよう」と声があがり、春から練習を重ねていた。
 この日は、AIEL言語・国際教育協会がビッグ愛で開いた読み聞かせの会の一企画として披露。手製の衣装を着たメンバーがハープの生演奏に合わせ熱演した。終盤、スイカの皮を食べ、念願のしま模様を手にしたトラが登場したシーンでは、20人の子どもたちと保護者から歓声が上がった。小学4年の女の子は「最後にしま模様をもらえて良かった」、中学2年の男の子は「この話を小学5年の子が考えたのはすごい」と話していた。
 ハートフルエリカの阪本久子さんは「当初は衣装や小物まで作る予定はなかったのですが、取り組む中でどんどん盛り上がり、私たち自身が楽しませてもらいました。今日の子どもたちはいろんな反応を見せてくれ、それに合わせて私たちもアドリブを入れながら楽しくできました」と喜んでいた。

写真=手製の衣装で熱演

ニュース和歌山2010年8月7日号掲載