平成諸君!
和歌山県警音楽隊に花添える演技
カラーガード隊に入り2年目
池下実紅さん(20) 
森麻美さん(19)  
            
 夏の風物詩となった和歌山県立近代美術館前広場での「たそがれコンサート」で知られる県警察音楽隊。その演奏に、フラッグやポンポン、パネルを使ったキレのある演技で花を添えるのが女性6人でつくるカラーガード隊だ。池下実紅さん、森麻美さんは入隊2年目。森さんは「演技を通じ、少しでも元気を与えられたら」と笑顔を見せる。
 池下さんは和歌山バトンスクール、森さんはPL和歌山で小学校時代にバトントワリングを始めた。高校を卒業した昨春、カラーガード隊へ。週5日、1日6時間に及ぶ練習で磨き上げたチームワークは抜群。6人が様々なフォーメーションを組みながら見せる演技は息ぴったりだ。
 活動の一つが小中学校や老人ホームを回って行う音楽会。「子どもたちは『かわいい』『すげー』と無邪気に喜んでくれ、お年寄りは歌いながら聞いてくれる。喜んでくれる人がいることが何よりうれしい」と池下さん。観客の笑顔がエネルギーになる。
 1963年から50年近く続くたそがれコンサートには毎回、500人以上の市民が詰めかける。森さんが特に忘れられないのが昨年7月の演奏会。6人が旗を同時に投げてキャッチし、ポーズを取る大技に初めて挑んだ時だ。「一番緊張しましたが、技が決まった直後はすごい拍手でした」と目を細める。
 今年のたそがれコンサートは8月13日(金)と8月27日(金)各日6時からの残り2回。池下さんは「小さい子もお年寄りも楽しめる曲を選んでいます。きれいな夕焼けの下での演奏会になることもありますよ」。躍動感あふれる演技で元気を届ける。

写真=池下さん(左)と森さん

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和歌山で輝き始めた平成生まれの“キラ星”を土曜号で紹介します。

ニュース和歌山2010年8月7日号掲載