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もうご覧いただけましたか? 海南市で開催中の「紀州海南ひなめぐり」。海南駅内や駅前商店街、黒江地区のあちこちにひな人形を飾っています。昨年、まちづくり勉強会に参加した私は、海南に伝わる紀州雛と、ひな祭りの時期に出回る下津特産雛みかんの2つを生かし、まちを活性化できないかと提案しました。高い全国シェアを誇る家庭用品のたわしやスポンジなどでおひなさまを作れば面白いね、などと話すうち、同じ勉強会の受講生らと実現に向け動き出すことになりました。 なにぶん、予算のない手づくりの催しです。開催に向け、ひな人形の寄付を呼びかけたところ、予想を超える1800体が寄せられました。多くは、娘さんが嫁いでから長年、押入にしまったままになっていた人形で、「眠らせておくのはかわいそう。活用してもらえるとありがたい」と涙ながらに話される老夫婦や、「飾ってぜひみんなに見てもらって下さい」とご自身が育てた大根や白菜を添えて持ってきてくれた方もいました。 このうち、海南駅構内に約800体を2日間かけて並べました。携帯電話のカメラで撮ってくださる方が非常に多く、、「私の家のおひなさまもずっと出してないけれど、今年は飾ります」と話すおばあさんもいました。 足を運んでくれたみなさんからは「ぜひ来年も続けてね」と温かい言葉をいただきます。商店街でバッグ店を営む私は、これまで多くの方のお世話になりながら商店街の活性化に向け頑張ってきました。でも市全体のことを考えて取り組んだのは今回が初めて。今までいろいろ助けてくれた方に、一つお礼ができたような気持ちです。 こうしてイベントを実現できたのは、実行委員のみんなのおかげ。10人と少ない人数ですが、様々なアイデアを出し、取り組んでくれました。最高の仲間と出会えたことに感謝です。ひょっとすると、各家で眠っていたおひなさまたちが巡り合わせてくれたのかもしれませんね。 ひな人形を飾り付けたことのない子どもが多いのではと思い、2月20日(日)午後1時から、一番街商店街のひなみ館で飾り付け会をします。また、ひなめぐりは3月3日(木)までです。一体一体異なるおひなさまの表情をめぐりながら、海南のすばらしさにぜひ出会って下さい。 |
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※ニュース和歌山2011年2月16日号掲載 |
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