被災地支援に学生の力

 東日本大震災の被災地の力になろうと、和歌山大学生がイベントを開く。観光や環境を学ぶ観光学部生は6月22日(水)に和歌山市島崎町のじゃんじゃん横丁で「キャンドルナイト〜気付きへの灯火(みちしるべ)」を、まちづくりを研究する経済学部生は6月24日(金)と6月25日(土)に同市本町の京橋で「リフレッシュカフェ〜和歌山の賑わいを東北へ」を開く。
和大生が相次いでイベント
ろうそくに祈り込め
 キャンドルナイトを開くのは観光学部の加藤久美教授と東悦子准教授のゼミ生。加藤教授が毎年全国で行われる「百万人のキャンドルナイト」を紹介したのを受け、学生たちが和歌山で開こうと企画した。
 キャンドルナイトは、夏至と冬至の午後8時から10時まで照明を消すことでエネルギーの大切さや環境、ライフスタイルを考える機会をつくる取り組み。今回の企画には被災地支援も加えた。
 当日は午後7時からじゃんじゃん横丁の空き店舗を会場に、周辺の店や路地にもキャンドルを並べ、8時から照明を消灯する。企画するメンバー約10人でアカペラ合唱や朗読会も企画。また、来場者に「自分が元気になったフレーズ」を書いてもらい、集まったメッセージを被災地へ届ける。
 現在、キャンドルを製作し、合唱の練習に励むメンバーの角野杏奈さんは「学生の手作りなので派手さはありませんが、自分たちができることを自分たちなりに考えました。環境のことや被災地のこと、大切な人のことなどをゆっくり考える時間になれば」と話している。
 500円(一ドリンク付き)。当日開くカフェの売上の一部と、会場で集める募金を被災地支援を応援する基金に寄付する。岸本さん(kleine_beere.doll78@docomo.ne.jp)。
写真=話し合いを重ねるメンバー
東北の酒でもてなし
 一方、リフレッシュカフェは、毎年京橋でオープンカフェを開く足立基浩教授のゼミ生が企画。中心市街地の活性化をめざすと共に、週末の疲れを癒してもらおうと金曜夜と土曜に開くことにした。
 被災地支援のため東北の地酒を仕入れたほか、現地の様子を伝える写真も展示する。また、竹を斜めに切って切り口にろうそくを置く「竹燈夜」で会場を彩る。
 6月24日は、東北の地酒や地元和歌山の梅酒、学生が作った焼きそばやパイを販売。午後5時〜8時半。6月25日は午前11時〜午後3時半、夏祭りをテーマに子どもが遊べるヨーヨーやバルーンアート、プラ板がある。6時から8時半まで、竹燈夜のほか学生による合唱や地元アーティストが出演。会場で義援金を募る。
 企画する3回生の吉田健太さんは「和歌山のまちおこしと共に東北の支援にもつながるよう企画しました。現地の様子を伝える写真や食文化にふれられる企画で、遠くても身近に感じてもらいたい」と話している。
 足立研究室(073・457・7722)。
写真=趣向を凝らしたカフェで迎える
ニュース和歌山2011年6月18日号掲載
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