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みその商店街と祝砲酒造資料館(和歌山市田中町)で9月28日(金)〜11月6日(日)に開かれる芸術イベント「ひと・アート・まち和歌山」は、芸術を介し、人と人、人と街のつながりをつくるイベントだ。参加する高校生や障害者団体など、それぞれの思いがこもった取り組みを今号から5回に渡り紹介する。第1回は「古代文字造形ラリー」。りら創造芸術高等専修学校の生徒たちが発案した。古代文字造形ラリーは、商店街の約10店に古代文字を描いた高さ約40センチのオブジェを隠し、それらを見つけスタンプを集めることで街を巡ってもらう企画。イベント全体のコンセプト「泳ぐ」にちなみ、訪れた人に古代文字を探し街を回遊魚のように歩いてもらおうと考えた。 生徒たちは、商店街で店の特徴や歴史などを聞いて歩き、店のイメージに合ったオブジェを造り、漢字をあてる。果物店鶴屋では、店名にちなんで鶴の形にし 果物の「果」。カフェ&雑貨絵本ぐるぐるでは、本を読む人を表現したオブジェに「図」とした(写真)。漢字をそのまま書くのではなく、見た目が特徴的な甲骨文字を調べて描き、ユニークなオブジェに仕上げる。9月1日に商店街を歩いた2年の坂口将太郎さんと林恭之さんは「直接店を訪れて話を聞くことで歴史などを感じることができ、イメージがわきました。古くからある雰囲気の良い店もありました」。 美術担当の中嶋雄二教諭は「美術を個人から社会に広げることで生徒の感性が磨かれる。作品を生きた形で活用することは生徒にとってやりがいになる」。2人は「古代文字をきっかけに一つひとつの店に目を向けてもらい、店の魅力を見つけるきっかけになれば。宝探しをする感覚で店を訪ねてほしい」。甲骨文字に、街の未来を描く若者の希望が込められている。 |
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※ニュース和歌山2011年10月1日号掲載 |
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