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 NHKの大河ドラマ『真田丸』の放映開始に合わせ、県と県観光連盟は紀北8市町、JR西日本和歌山支社などと連携し、冊子や専用HPの開設、スタンプラリーといった誘客キャンペーンに乗り出した。

 主人公、真田幸村の生涯や歴史に始まり、日帰り、1泊、2泊に分けた周遊モデルコース、イベント情報などを掲載した冊子「真田幸村と戦国わかやま物語」を5万部作成した。表紙は鹿の角のかぶととよろいを身につけた幸村の雄々しい表情が飾る(写真)。

 幸村が隠せい生活を送った九度山町だけでなく、宿敵の徳川家ゆかりの地を含む紀北エリアを中心に、グルメや特産品、グッズなどを網羅した。

 また、道の駅「柿の郷くどやま」、和歌山城、紀州東照宮、マリーナシティなど県内22ヵ所と大阪城天守閣にスタンプを設置。現金10万円やペア宿泊券などが合計280人に当たる。来年1月9日まで実施。

 冊子はJR西日本と南海電鉄の主要駅、道の駅などで配布。HPは「わかやま 真田丸」で検索。

(ニュース和歌山2016年1月16日号掲載)