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 野外活動や奉仕活動を通じて青少年の育成に取り組むボーイスカウト。近年の会員減少に歯止めをかけるため、ボーイスカウト和歌山地区協議会は2月7日(日)、和歌山城で「ベーデン・パウエル祭~ボーイスカウトと遊ぼう」を開く。同地区コミッショナーの矢田嘉秀さんは「スポーツや学校のテストのように結果を数字で表すことはできませんが、リーダーシップや協調性など長い人生の中で生かせる経験ができます」と参加を呼びかける。

 ボーイスカウトは、キャンプやボランティア活動などの集団活動を通じ、責任感や協調性、自主性を育てる運動。世界161ヵ国、3000万人に広がるが、国内では少子化や習い事の多様化で会員は40年前の35万人から14万人まで減少した。県内でもこの10年で2000人から半分の1000人に減り、活動を休止する団体が相次いでいる。

 イベントは運動の創始者、ベーデン・パウエルを顕彰するため毎年開催。例年、会員向けに開いてきたが、活動の楽しさを伝えるのを目的に、子どもの発達段階に応じた体験プログラムを用意する。

 小2以下のビーバースカウトは段ボールを使った基地づくり、小3~小5のカブスカウトは城内に複数設けたポイントでクイズに挑むラリー、小6~中3のボーイスカウトはテントサイトを設営してのキャンプ体験を企画。力を合わせて1つの目標に取り組む経験や、地図の読み方、テントの立て方などを学べる。

 矢田さんは「キャンプの技術は大人にとっても学びが多い内容です。子どもの成長段階に合わせたボーイスカウトの育成プログラムは、子育てやしつけに役立つと思います」と魅力を語っている。

 午前10時~午後3時で随時受付。無料。申し込み不要。和歌山市青少年課(073・435・1235)。

写真=「野外活動で〝生きる力〟を身につけませんか」とメンバー

(ニュース和歌山2016年1月30日号掲載)