寒い冬こそ元気に身体を動かす学校があります。福島小(和歌山市福島)、芦原小(同市雄松町)。息を弾ませる児童の姿をのぞきました。

 

芦原小 パンとり障害物競争

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 ロープくぐりやクイズをクリアし、ぶらさがったパンをキャッチ。芦原小学校で2月10日、全児童72人が障害物競走を楽しんだ。冬に体を動かそうと、児童会メンバー6人がコースを1ヵ月かけて準備した。

 コースは体育館1周。まずはコーンに張り巡らせたロープをくぐり、ブロックをよじ登る。続いて勢いよく高い位置に飾った先生の写真をタッチした。

 ここまではスピード勝負だが、次は足し算や割り算、なぞなぞの問題。学年別に問題が書かれた紙を引き、「芦原小は創立何年?」「140年くらい」、「点々が付くと踊り出す家具は?」「タンス!」と息を弾ませながら答え、次へ。苦戦する中で順位が次々入れ替わり、会場は大いに沸いた。

 ゴール前では、児童会メンバーが上下に揺さぶる棒から、ぶら下がったパンをもぎ取る難関が。力いっぱい飛びはねたり、ゆっくり落ち着いてねらったりしてつかみ取る度、大歓声が上がった。

 児童会会長の吉田陸人くん(6年)は「クイズを取り入れ工夫したのが盛り上がってよかった。最後は先生にも難しい問題を出しました」と満足気な表情。あんぱんを取った近藤綾音さん(同)は「クイズが簡単なかけ算だったので、ラッキーでした。卒業前に楽しい思い出がまたできました」と喜んでいた。

 

福島小 ミニオリンピック

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 複数の競技に挑み、合計得点を競う「福島ミニオリンピック」が2月6日、福島小学校で開かれ、同小児童や保護者ら約60人が熱戦を展開した。企画した育友会の吉増江梨子会長は「先生も入ってくれ、特に子どもたちは大喜び。学年間の交流にもなっています」と話していた。

 児童と保護者、教員がレクリエーションを通じて交流するイベント。育友会が2年に1度、お手玉やうちわ、ペットボトルなど家にある物を使って競技を考えている。子どもたちからの人気が高く、今年から毎年開催することにした。

 今回は、3×3の9マスを並べた的を狙ってボールを投げるストラックアウトや、ペットボトルでピンを作ったボウリングなど4種目を用意。バスケットのフリースローでは、連続シュートが決まると大きな拍手が起き、豆つかみでは真剣な眼差しで箸先に神経を集中させていた。最後はチームに分かれての団体戦。うちわに風船を乗せて順番に走るリレーで、声援を受けながら慎重に風船を運んでいた。

 個人競技は学年別に得点の高かった選手を表彰した。2年生1位の宮田実莉亜さんは「ストラックアウトで満点とれたのがうれしかった。景品を母に見せたい」とにっこり。6年生優勝者の乾光司くんは「3回目で、4年の時にも優勝しました。種目が多くて楽しい」と笑顔を見せていた。

写真=的をねらって投げるストラックアウトは大人気

(ニュース和歌山2016年2月20日号掲載)