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 和歌山市在住で大阪スクールオブミュージック高等専修学校3年の瀧未歩さんが、地元で初のソロライブ「卒業、生誕、旅立ち。~最高のスタート」を3月5日(土)午後7時、和歌山市本町のGATEで開く。歌手を目指し、今春上京する瀧さんは「これまで何度もステージに立ってきたが、和歌山では初ワンマン。ロックな歌で盛り上げたい」と意気込んでいる。

 小学生のころ、母親の好きなドリームズカムトゥルー、吉田美和さんの伸びやかな歌声にひかれ、ボイストレーニングの教室に通い始めた。音楽を深く学ぼうと高等専修学校のボーカルコースへ進学。ギターと作詞に挑戦し、大阪でライブ活動を始めた。

 2014年6月のミニアルバム『恋のsweets♡』を皮切りに、これまで4作品を発表し、オリジナル曲は19曲にのぼる。多いときは週3回、ライブハウスでパワフルなボーカルを聴かせる。等身大の気持ちや恋愛観を、生バンドをバックに、ノリのいいポップスや激しいロックにのせるのが持ち味だ。

 2枚目のCD『未来へ』は、自分の名前の由来からイメージをふくらませ、「♪歩くことはね/前に進む意味を/息をするとね/生きているを伝えてる」と前向きな気持ちを込めた思い入れのある一曲。友人やライブに来てくれるファンへ向けた詞が多い。

 今回は上京を控えたライブ。「アヴリル・ラヴィーンのような見た目も歌もかっこよく、ハッキリ歌う感じが好き。歌だけでなく、モデルなど自分の可能性を広げていきたい」と未来を描く。

 2000円。希望者は瀧さん(mihodekensaku@gmail.com)。詳細は瀧未歩ホームページ。

写真=活動拠点を東京に移し、プロを目指す

(ニュース和歌山2016年2月20日号掲載)