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 恒例の「和歌山城市民茶会」が3月19日(土)と20日(日)、和歌山市岡山丁の岡公園茶室で開かれる。同市、市観光協会ほかでつくる実行委主催。秋の催しとして定着してきたが、10回目の節目となる今回は2回目以来の春開催で、実行委は「茶道の知識がない方も、ふだんなじみのない茶の世界に普段着でふれて」と呼びかける。

 2007年3月、復元された御橋廊下が通り抜けられるようになったのを機に始まった催しで、最近は1000人近い参加者でにぎわう。今回も岡公園内の芦鶴庵(ろかくあん)と岡陽軒(こうようけん)が会場。午前10時~午後3時。前売りは2席700円、当日は1席400円。市観光土産品センター、同市出島の玉林園本店ほかで販売。

 両日、「こども茶道体験」も紅葉渓庭園の紅松庵(こうしょうあん)で開催する。小学生対象で、茶道の稽古を通して礼儀作法を学ぶ。午前9時半、11時、午後1時、2時半の4回で各回20人。無料。希望者は往復ハガキの往信面裏に①郵便番号②住所③氏名④ふりがな⑤学年⑥電話番号⑦希望日⑧希望時間を書き、〒640・8511和歌山市観光課内「こども茶道体験」係へ。2月29日必着。応募多数の場合は抽選。

 実行委(073・435・1234、市観光課内)。

(ニュース和歌山2016年2月20日号掲載)