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 近年、外国人観光客が増加しているマリーナシティは、来園者に気軽に園内を巡ってもらおうと、19日(土)からポルトヨーロッパ(写真)を入園無料にする。合わせて、黒潮市場をまぐろをテーマにしたアミューズメント市場へと生まれ変わらせる。

 年間約60万人が訪れるポルトヨーロッパに対し、黒潮市場は3倍の180万人を集客する。中でも外国人観光客は2013年度の6万人から今年度は約12万人に急増し、今後もその傾向は続くと見込まれる。

 入園無料化は、黒潮市場、紀州黒潮温泉、ポルトヨーロッパを巡る客の回遊性を高め、マリーナシティ全体の活性化を図るのがねらい。同社の山路晃弘さんは「これからは駐車場から黒潮市場まで園内を通ってアクセスできる。ヨーロッパ風の景色で写真を撮ったり、アトラクションを楽しんでほしい」と望む。乗り物乗り放題のパスは中学生以上が2700円、3歳~小学生が2300円とそれぞれ200円アップする。
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 一方の黒潮市場は、勝浦漁港直送の新鮮なまぐろを使った解体ショーを連日行っており、今回の無料化を機に様々な形でまぐろに触れられる機会を増やす。まぐろの産地や種類などを解説するコーナー、巨大オブジェを設けるほか、ホホ肉や頭身など珍しい部位や骨付きの中落ち、マグロ塩ラーメンやマグロうどん、テールステーキなどを新たに提供開始。週末にはまぐろ専門屋台を出し、干ものやにぎり寿司などを作る体験教室を開く。

写真=新メニューの近大マグロ丼は入荷日限定

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 ハッピードリームサーカスが5月16日(月)まで、同園駐車場の特設会場で行われている。世界10ヵ国から集まったトップレベルのアーチストが、幻想的な空中演舞「シルクファンタジー」や空中ブランコ、3つの巨大ホイールを使った「大車輪」などを披露。午前10時半、午後1時半、土日祝は4時半も。原則水曜休み。2200円(こども1200円)~3400円(同2400円)で、当日は300~600円増。和歌山放送、チケットぴあほかで販売。同公演事務局(073・432・8080)。

(ニュース和歌山2016年3月12日号掲載)