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 全国の介護施設を慰問し、歌声で笑顔と元気を届ける京都の合唱団、コールピーポーが5日、和歌山市築港の住宅型有料老人ホーム、セレンディピティ3号館を訪問した(写真)。

 京都の病院や介護事務所に勤める看護師らでつくる合唱団。メンバー約30人が和歌山の民謡『鞠と殿様』をはじめ、『りんごの唄』『いつでも夢を』などを披露したほか、入居者の輪に入って交流を深めた。

 普段、コンサートに行ったり、本格的な合唱を聴く機会の少ない入居者たち。その一人、大谷初江さん(85)は「長生きして本当に良かったです。来てくれて感謝しています」と涙を流していた。

(ニュース和歌山2016年3月19日号掲載)