和風堂 ファーストシングル

 和歌山市出身のジャズシンガー、宮田明奈さんがボーカルを務めるユニット「和風堂」がファーストシングル『雨ニモ負ケズ』を5月20日にリリースした。宮沢賢治の詩をメロディに乗せた一枚で、宮田さんは「世のため人のために尽くす、思いやりにあふれた詩を改めて吟味する機会になれば。たくさんの人に歌ってほしい」と望む。

 日本で古くから歌われてきた唱歌などの魅力を届けようと、2010年にジャズミュージシャン3人で結成した和風堂。民謡を編曲して歌うグループ、グリーングリーンの『雨ニモマケズ』を、宮田さんがライブで披露したところ反響が大きく、和風堂がジャズ風にアレンジした。

 ゆったりしたメロディに合わせ、宮田さんが詩の言葉一つひとつを丁寧に拾い、しっとり歌い上げる。「詩の主人公はモデルになった人がいます。周りから良く思われていなくても嫌いにならず、自分のできることをする。その心を代弁します」と宮田さん。

 カップリングに童謡『ゆうやけこやけ』を収録し、ジャケットのタイトルは海南市の若手書家、杉下聖巖(せいがん)さんが筆で力強くしたためた。

 1200円。ヒッツイシイで販売。問い合わせは宮田さんHP。

(ニュース和歌山/2018年6月13日更新)