図書館で健康への意識を高める機会をつくろうと、和歌山県立図書館(和歌山市西高松)と和歌山県立医科大学附属病院が連携し、10月28日(日)に健康相談サロンを同館で初めて開く。

 和歌山の高いがん死亡率を受け、同館は2012年からがん情報をまとめたコーナーを設け、約700冊とパンフレットを並べている。13年からは同病院とがんにまつわる講座を毎年開き、昨年7月にがん対策連携推進協定を結んだ。

 今回は1階にがんや医療関連の図書資料を並べたブースを設け、同病院以外も含むがん相談支援センタースタッフが相談にのるほか、乳がんのチェック方法を指導。血圧や骨密度の測定も行う。

 同館は「患者や家族だけでなく、偶然立ち寄った人が気軽にふれるきっかけに」と話す。

 午前10時~午後3時。予約不要。同館(073・436・9520)。

(ニュース和歌山/2018年10月24日更新)