各図書館で令和特集

 新元号「令和」の発表を受け、各図書館は『万葉集』や元号関連本のコーナーを設けている。

 和歌山市西高松の和歌山県立図書館は『万葉集』や同書で詠まれる植物、皇室と元号を研究したものなど約100冊をそろえ、4月30日㊋まで展示。『万葉集』を手に取った80代男性は「興味のある本が集められているので分かりやすい。今まで機会がなかったが、じっくり読んでみます」。

 司書の藤井仁美さんは「普段古典を読む人は少ないが、元号が発表されてから問い合わせが多い。出典となった『梅花の歌』のページに付せんをつけています」と話す。

 紀の川市西大井の河北図書館は5月11日㊏まで、海南市下津町下津の下津図書館と岩出市根来の岩出図書館は期限を設けず、関連本を展示している。

(ニュース和歌山/2019年4月20日更新)