幅広い世代へ届ける18曲

 60歳を迎えた平阪佳久さん率いる6人組Jポップバンド、ウインズ平阪は平成最後の日となる4月30日㊋、15枚目のアルバム『還暦』(写真)を発売する。平阪さんは「遅くても40代がピークというミュージシャンがほとんどの中、ありがたいことに近畿を中心にライブの動員も変わらず、若いころより今の方が楽しい。息子の靖啓、元Fun×Famの優月が歌う曲もあり、幅広い年代に響く1枚です」と自信を見せる。

 今年11月のねんりんピック紀の国わかやまのテーマソング『あしたへと』、アルバムタイトルにもなった『還暦』のほか、大型電機店CMソングでおなじみの『情熱をなくさないで ジョーシンバージョン』など18曲入り。

 靖啓さんのオススメは、自ら歌う『飛んで火に入る夏の僕』だ。「夏祭りをテーマにした曲。作詞、作曲、編曲も僕で、ライブではお客さんの反応もいいですね」と笑う。サポートメンバーの優月さんは『今振り返れば』『SHINING』の2曲で伸びやかな歌声を披露する。ライブ映像が中心の18曲入りDVDとの2枚組で3240円。

 発売前日の29日㊊午後2時、和歌山市松江のガーデンパークでミニライブを実施。無料。5月5日㊐午後5時半と6日㊊午後3時半、同市中のシェルターでライブを開く。各日5000円。詳細はウインズ平阪HP

(ニュース和歌山/2019年4月27日更新)