湊小 歌や踊り通じ交流

 昨年から海外の小学生を招き、交流している和歌山市湊の湊小学校を5月13日、台湾の大龍國民小学5、6年生16人が訪問し、歌や太鼓、踊りで親ぼくを深めた。

 湊小全児童104人が合唱曲『いつだって!』、6年生が伝統の湊太鼓を、一方の大龍國民小は伝統的な踊りを披露した。この後、両校の5、6年生がコマ回しや折り紙、お手玉で遊んだ。

 湊小6年の井手上月柚(つきゆ)さんは「授業や習い事で勉強している英語で、台湾の子と話せて楽しかった」とうれしそう。大龍國民小5年の謝至宥(シェ・ジーヨウ)くんは「日本の学校は緑が多く、校庭がきれい。紙飛行機の折り方を教えてもらい楽しく遊べた。今度、台湾に来ることがあったら地元を案内します」と目を輝かせていた。

 湊小の戸川定昭校長は「小学生で海外の人と接するのは貴重な体験。異文化を学ぶため、これからも海外の小学校とかかわっていきたい」と語っていた。

写真=和太鼓や民族舞踊を披露し合った

(ニュース和歌山/2019年5月25日更新)