東日本大震災による和歌山への避難者が9月に「わかやま避難者のWA」を立ち上げ、毎月交流会を開いている。12月23日(火)にはみその商店街のT─LABOで親ぼくを深める「芋煮会」を開催する。かわたちさと代表は「集まることで散らばっている情報が共有でき、地元の話などで盛り上がり気分転換になります。避難者同士のつながりを大切にしていきたい」と話している。

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 原発事故後、千葉県にある自宅周辺の放射線量が増え、かわたさんは1歳半だった息子と共に2011年に和歌山へ避難した。東北3県からの避難者に対する支援情報はあったが、関東からの避難者も利用できる支援について情報が少なく、大阪の避難者交流会に参加していた。時間が経つにつれ、避難者が帰郷したり引っ越したりと、分かり合える仲間が少なくなったため、交流会を開こうと今年9月、同グループを結成した。

 福島県や関東各県から避難した10世帯が月に1度、和歌山市中のグリーンプラネットハウスに集まり、被災地の現状や避難生活を語り合っている(写真左)。福島から避難中の渡辺陽子さんは「初めは不安を感じましたが、和歌山の方は温かく受け入れてくれ感謝しています。和歌山に恩返しができるよう、避難者のつながりを広げたい」と笑顔。  

 芋煮会は午後1時開始。避難者対象で無料。福島出身のシンガーソングライター、伊東和哉さんのライブもある。希望者はかわたさん(wakayamahinan@gmail.com)。

(ニュース和歌山2014年12月13日号掲載)