陶と鉄 手作りの温かさ

  2015年1月 近鉄で2人展

 

 和歌山市の備前焼作家、平岡仁さん(38)と、海南市の鍛冶(かじ)職人、武田伸之さん(37)が「陶と鍛鉄 2人展」を2015年1月2日(金)~1月7日(水)、JR和歌山駅前の近鉄百貨店5階で開く。海南高校サッカー部の先輩、後輩で、「共にグラウンドでボールを追いかけた2人が20年を経て、作り手として同じフィールドに立ちます」と平岡さん。「コラボレーション作品もあり、使い手の皆様に陶器、鉄といった単品だけでない新たな見せ方、使い方を提案していければ」と張り切っている。

toutetu 岡山県の備前で3年間修行し、現在は和歌山市江南に工房を構える平岡さんが花器、食器、茶器など約300点を出品。昨年春、海南市船尾に「現代風鍛冶工房ハウスホールドインダストリー」を開いた武田さんは鍛鉄や鉄、ステンレスなどを材料にしたオブジェ、器など約100点を出す。

 2人のコラボ作品も見どころ。陶器製の本体を平岡さん、着脱できる取っ手を武田さんが手掛けた酒器はじめ、一輪挿し、コーヒードリップセットなど20点あまりが並ぶ。また、1月3日(土)と1月4日(日)限定で展示スペース内に武田さんが製作した
〝鉄の茶室〟を組み、平岡さんの茶器を使って、岩出市の茶道家、梅原宗直さんが抹茶をふるまう。

 武田さんは「和歌山を代表するチームワーク抜群な2人と言ってもらえるよう頑張りたいですね。土と鉄、素材は違えど、手から作り出された温かさを感じてもらえれば」と話している。
 午前10時~午後7時(最終日5時)。備前焼平岡(073・460・7539)。

写真=鉄の茶室で抹茶を

(ニュース和歌山2014年12月20日号掲載)