medaru アートで、スポーツで、ボランティア活動で…。ニュース和歌山は今年も地元で活躍するたくさんの皆さんに登場していただきました。この中から特に活躍が著しかった8組を編集部が独断で選出。皆さんのさらなる飛躍を祈念し、各賞を贈ります。

脳出血から復活しライブ 
世界が驚く3Dアート 
絵手紙で貴志川線応援 
ふるさとの癒やし歌 
イクメンパワー発揮 
ボクシング世界3位 
自転車世界一周旅行中 
街に眠る空き物件再生 
脳出血から復活しライブ 音楽賞 さつきさん 

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 プロのジャズシンガーとして活躍するも、2008年に突然の脳出血に襲われ、歌手の命である声が出なくなったさつきさん。懸命のリハビリを重ね、昨年11月に復活を遂げるCDを発表しました。今年は「障害のある人も健常者もハートでつながりたい」と片男波公園で4時間の大型イベント「ジャズ♡ハート」を開き、約1000人の観客を集めました。さらにジャズの魅力を毎月1回発信する「ディス・イズ・ジャズ」を9月にスタート。バイタリティあふれるさつきさんに音楽賞を贈ります。

 

世界が驚く3Dアート芸術賞 永井秀幸さん

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 目の錯覚を利用した手描きの3Dアートで世界中の人をあっと驚かせる海南市の永井秀幸さんが芸術賞です。2冊のスケッチブックに鉛筆で描く工程をインターネットのユーチューブで公開し、再生回数は100万回を突破。ハローキティやスパイダーマンなど有名キャラクターとのコラボレーションも行い、夏に岐阜で開いた初の個展には1万人が来場しました。テレビや雑誌で取り上げられ、注目を浴びています。

絵手紙で貴志川線応援 笑顔賞 島本忠生さん・佳代子さん

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 全国の絵手紙愛好家仲間から1500枚もの作品を集め、和歌山電鐵貴志川線の盛り上げに一役買った貴志川線応援絵手紙愛好クラブの発起人、島本忠生さん、佳代子さん夫妻に笑顔賞を贈ります。絵手紙教室を主宰する2人は絵手紙が持つ「喜びの連鎖を生み出す力」を貴志川線の活性化につなげようと、全国から同線を応援する作品を募集し、集まった1500作品を2~4月に列車内で展示、乗客の目を楽しませました。

ふるさとの癒やし歌 音楽賞 宮本静さん

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 「ふるさと癒やし歌」として和歌山の魅力を歌で発信する紀の川市の演歌歌手、宮本静さんに音楽賞を贈ります。今年は粉河を舞台にした『門前町は恋の町』、世界初の全身麻酔手術を成功させた華岡青洲がモデルの『我が名は青洲』を発表したほか、和歌山ラーメンの名店として有名な井出商店内でのレコーディングや、書と朗読とのコラボレーションとユニークな取り組みが光りました。デビューから4年、着実にファンを増やし、活躍の場を広げています。

イクメンパワー発揮 子育て賞 パパチカ

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 子育てに積極的な20〜40代の〝イクメン〟が集まる市民団体「パパチカ」。今春、子どもたちに故郷への愛着を持ってもらおうと、和歌山城やぶらくり丁、たま電車、和歌山ラーメンなどのご当地ぬりえを作成し1冊にまとめ、和歌山市内の幼稚園と保育園で配布しました。また、パパ力アップのためのセミナーを多数開催、和歌山のイクメンたちの背中をグッと押しました。仕事と子育て、どちらもアクティブに楽しむパパチカの皆さんに子育て賞を授与します。

ボクシング世界3位 スポーツ賞 村田昴選手

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 ボクシング部のない貴志川高校で競技に打ち込む村田昴選手(3年)が8月、中国で開かれたユースオリンピックに出場し、ライトフライ級で銅メダルを獲得しました。元世界チャンピオンの長谷川穂積選手にあこがれてボクシングを始め、普段は自宅倉庫を改装したジムで練習に汗を流し、週末は長谷川選手が所属する神戸の真正ジムに通っています。3月の全国高校ボクシング選抜大会と8月のインターハイはいずれも県勢初の優勝。今後も活躍が期待される村田選手がスポーツ賞です。

自転車世界一周旅行中 アドベンチャー賞 辻陽平さん・夕佳さん

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 自転車で世界一周の新婚旅行に挑む和歌山市の辻陽平さん、夕佳さん夫妻にはアドベンチャー賞を贈ります。学生時代に国内外を自転車で旅した陽平さん。世界一周の夢を叶えようと仕事を辞め、5年間の準備を経て今年3月、妻の夕佳さんとともにアメリカからスタートしました。この後、北米横断、ヨーロッパ各地を周遊し、現在はタンザニアを走行中です。陽平さんは世界の衛生事情の調査、夕佳さんは世界の食材で料理作りに挑戦と旅のテーマを設けています。本紙奇数月の第3土曜号で現地からのリポートを連載中です。

街に眠る空き物件再生 活気賞 リノベーションスクール1期生

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 活気賞は、和歌山市が2月に開いたリノベーションスクールの1期生30人です。街に眠る空き家や、有効利用されていない公共スペースを活用し、活気ある場へと再生するリノベーション。その手法を学んだ卒業生が、街中で様々な取り組みを見せました。5月にぶらくり丁で開いた手作り市、ポポロハスマーケットは1万人を集客。リノベーション物件を主に扱うホームページを立ち上げた生徒もいます。受講した和歌山大学の学生は、リノベーション推進団体を4月に発足し、空き家を改装した学生用のシェアハウス造りに取り組んでいます。今後も卒業生が生み出すまちづくりに期待がふくらみます。

(ニュース和歌山2014年12月20日号掲載)