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 子育て中の母親の社会参加を支援するホッピングは5月18日、母親たちが得手を生かした活動を行う「ママ講師」の交流会を和歌山市内で開いた(写真)。上田茜理事長は「地域で活動する母親は家族の理解やブランクへの不安など様々な課題を抱えています。悩みを共有したり、意見を交換することで、何かしたいという母親を応援したい」と話している。

 子育て世代のチャレンジの場として2011年に立ち上がったホッピング。親子向けのイベント企画や企業と連携した商品開発、子育て広場の運営などに取り組む。13年に趣味や特技を持つ母親をイベント、セミナーに派遣する講師制度を設け、約70人が登録している。

 交流会は毎月開催。毎回10~15人が集まり、活動に関する相談やテーマ別に意見交換を行っており、これから何か始めようと考えている人も歓迎だ。5月18日はイラスト、ネイル、英語などの教室を開く12人が参加。イベントで手作りパンを販売し、今夏、有田市の自宅に店を構える坂口理浦子さんが集客面での不安を話すと、メンバーは「どういう人に向けて売るのかを考えると、課題が見えてくるのでは」「コンセプトをしっかり持てば考える基準になる」とアドバイスしていた。

 坂口さんは「お客さんを漠然とイメージしていましたが、対象を絞るという新しい視点を得られました。意見をもらうことで考えが整理され、冷静に分析できるようになりました」と笑顔。上田理事長は「今後起業する母親の支援の場になれるよう、交流会でネットワークを維持していきたい」と考えている。

(ニュース和歌山2015年5月30日号掲載)