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 花いっぱいのまちにして、今秋開かれる紀の国わかやま国体・大会の来県者を迎えようと、和歌山市の小倉地区連合会自治会と同市新庄の障害者福祉施設、小倉園の入所者が6月1日、同地区の県道沿いに花の種まきを行った。吉()川松男会長は「44年ぶりに和歌山で開かれる国体。花を通じて地域の交流を深め、盛り上げたい」と話していた。

 住民50人と小倉園の10人が参加。肥料を混ぜた畝(うね)にマリーゴールドやサルビア、ひまわりなど7種類の種をまいた。小倉園に通う小山泰寛さんは「土を触ってみんなで植えるのを楽しみにしていた。秋には、国体で和歌山に来られた方に咲いた花を見てもらいたい」と笑顔を見せていた。

 今後、住民らで県道沿い3㌔にわたり、休耕地など20ヵ所に種をまき、花を育てていく。

吉川さんの吉は本来、土に口ですが、機種依存文字のため吉を使用しました。

(ニュース和歌山2015年6月20日号掲載)